満福チャイニィ

日々のFFプレイ日記とか会社の愚痴とか、旦那との惚気話とか。

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某Gさんへ捧げるパート2

さてさて、またもや某Gさんから読んだーw
とのコメントを頂いたので続くをばw


見たくない人は以下スルーで。


















「エレノアのところへ案内してくれ!」

ソフィーの肩を揺すぶりながら俺の頭の中は真っ白になっていた。




まだ、何も告げていないのに。
まだ、何も渡していないのに。



強く、形が変形してしまう程に握った指輪だけが俺の理性を保たせていた。



「ガゼル、落ち着かなければエレノアのところには連れていけないよ。とにかく、落ち着きなさい」

「俺は落ち着いてる。頼む・・・頼むからエレノアに会わせてくれ」


今の俺は、きっと情けない顔をしているのだろう。
目の前のソフィーは困った顔をしているだけだった。



「わかった。いいかい、今みたいに大きな声を出してはいけないよ?」

「わかった。わかったから、早く会わせてくれ」

何も言わずに、ソフィーは教会の奥へと歩いていった。







エレノアがいるという部屋までは、とても長い道のりのようだった。
頭の中を巡るのはエレノアとの思い出ばかり。

『それなら俺は、君を守る盾になるよ』

「少しも守れてないじゃないか・・・」

呟いた言葉に、目の前を歩くソフィーは何も言わなかった。














「ガゼル、ここだよ」

そう言って止まった場所は教会の一番奥にある礼拝堂だった。


ゆっくりと扉が開かれ、中に足を踏み出す。














俺の目に映ったのは、真っ赤に染まったエレノアだった。

「エレノア・・・!」

見た瞬間に駆け出していた。

「ガゼル、エレノアは大丈夫だよ。今は、眠っているだけだ」

そう言った医者は辛そうな顔をしていた。

「エレノア・・俺だよ・・帰ってきたよ」

眠っているのはわかっているのに、声が聞きたくて仕方なかった。

「エレノア、お願いだから、何か言ってくれ・・・頼むよ・・・」

手を握れば、ほんの少し握り返してくれた気がした。

「ガゼル、エレノアは安静にしていなくてはならない。話があるから、少しいいかな?」

医者が手招きをして俺を呼ぶ。

名残惜しく離した手は、温もりがあった。





「なんでしょう?先生」

エレノアのいる礼拝堂から出てすぐに、俺たちは止まった。

「まだ、エレノアには言ってないんだが・・その・・・」

医者は辛そうに言葉を詰まらせる。

「エレノアがどうかしたんですか!?先生!ハッキリ言ってください!」

ソフィーの時のように俺は医者の肩を強く揺さぶった。














「その・・・彼女は、エレノアは・・・・もう、歌う事が出来ないんだ」
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